MMORPG Finalfantasy14

 スクウェアエニックスMMORPGファイナルタンタジー14を始めてから実はそろそろ半年が経ちました。夫婦で一緒に遊べるゲームが無いかと思って探していて、お互いにRPGも好きだったしでなんとなく始めました。Lodestoneという日記も書いています。けどここだけのお話ですがほんとはそろそろオンラインゲームは卒業しようか考えています

 

 理由は、ちょっと疲れてきた感があるかなーです

 私は持病があるし、人付き合いもあまり上手な方ではありません

 どうにかうまくやろうとすると時々失敗します

 パーティ募集をかけて集まっても、うーん、なぜかぎくしゃくさせるとか、上手くいっているはずなのに相槌がへたくそだったり 失敗するとフォローがやっぱり下手で

 結局ぐだぐだのぱーになってしまいます^^;

 そんな人付き合いのへたっぴのもとに人が集まるであろうはずなどなく

 当然、大勢の中ではいつも ぽつーん

 日記書いていてもなんだか ぽつーん

 反応を書いてもいいねしても気分は ぽつーんでしたw

 

 でも悪いことばかりではなかったです

 どうしてもうまく攻略できないダンジョンへ挑戦して他の人の助けとかもあって攻略できた時の喜びったらありません

 それなりにストーリーも進んだし レベルも決して低くはないとこまでいきました。達成感ははんぱないです

 日記を書いてもいつも反応してくれる人がいて、それに自分も反応したりして、これもとても楽しいです

 つまるところ人の助け合ってゲームが成り立っていました

 

 

 そういえば、先日ファイナルファンタジー16とのコラボ企画が14の中でありました。クライブとかトルガルなんかが出てきて最後はイフリートと戦ったりして

 色々強烈な思い出が多いです。自分が作ったチームみたいのに入ってきた人と一緒に遊んだり、出逢いとか別れを幾つも経験したり 楽しいことも嫌なことも経験しました

 がんばれば、もう少しできそうではあるけど、そんなに頑張る必要あるかな。。。

 なんか考えれば考えるほど難しくなっていくけど、続けたいという気持ちがあまり見つからないのも事実みたいです

 やめるのは簡単。でも、なんか、今まで作ってきた少なくて細い繋がりだけど、いっぺんに全て失われるのも寂しいかななんて矛盾なことも考えてしまいます

秋の光と風

路地脇の公園で朝の光と温もりを浴びて

樹木がきらきらと光を反射させている

すっかり紅葉色になった葉が空を舞い

体を真っ赤にした蜻蛉は低く飛ぶ

私を乗せたバスは秋の中を駆け抜けて

気づけばユキムシすら遥かうしろ

透き通った風が季節を運ぶ

バスは停留所で次々と

飲み込んでは通りすぎる

胸いっぱいに風を吸い込み秋に更けて

そして今日も人は季節に旅をする

 

 

 

 

結婚記念日を前にして

7月31日は結婚記念日。妻がホテルのレストランにランチを予約したらしい。予約したのはいいけど、確認の連絡はいつきたの?と聞いたら、みてないよーと苦笑しながら豪語。はははと笑っている。頼もしいことこの上ないが、行ってから駄目ですじゃ話にならない。仕方なしに明日、自分が確認の電話をすることに。気付けば結婚生活も六年目に突入しようとしています。飼い犬も来年で5歳になるのかな。岩手から札幌に来て、8年くらいになります。何もかもがあっという間だったような。家族には、これからもよろしく。自分には、まだまだ頑張れるだろう?の喝をいれたい。人生も折り返しの中継がみえてきたけど、可能性はきっと無限。いつか辿り着くと思って、心機一転がんばりたい、そんなパパなのです。

犬の記憶

夢を見ている感覚の中

今では遠い記憶の街

見覚えの有る笑顔が通りすぎる

破顔とは言い難い

しかし  見たことの有る気色

学校の前を流れる小川

道なりに歩いて  最初の信号は左へ

やがて顔に守られている感覚は遠退き

やはり見覚えの有る家屋に足を踏み込む

そこは泥沼の床に  二階に人の気配

そうだ僕はここに住んでいた

そんなはずの無い記憶を頼りにして

誰かに見られた気がして振り返る

壁の小さな隙間に  子犬の横顔

「あ、ココ!」叫んだのは僕  時を置かずに

女性の泣き声が聞こえ  刹那に

目が覚めていた

 

 

前妻の実家にはココという犬を飼っていたことを思い出します。今その時まで忘れていたことでした。ココと僕は仲が良かった。

目覚めてからしばらく、呆然としていました。ベットの中には丸くなるように、9が眠っています。お前が繋いだの?と話しかけても9は、すやすやと。

決して若くなく、それでも元気そうにお腹を見せて甘えていた姿。皆に愛されていた、ココ。

もう会うことは無いとはわかっていながら、せめて遠くから見ることができたらなんて、無理なことを願うのです。

 

 

 

 

風は暖かい

春はすぐそこまで来ているのに

どうしたい?塞ぎこんでさ

 

風は暖かく雪道には小川ができている

街行く人達は師走を通り抜け

いつの間にか人の顔も穏やかに

 

いつか追い越した自転車は

まだ後ろにいるかい?

いつの間にか追い越されて

そんなはずはと振り返っても

もう誰もいないよ

 

遠くに見える風力発電の羽

両腕を精一杯広げた姿で

雄々しく風を胸に受けている

遠く遠くに小さく

近ずけば行くほど羽は

ゆっくり回る

 

もういいじゃないか

 

あの人はきっと辿り着いている

僕もそろそろ立ち上がろう

風は背中を押しながら

光の指す方向は真正面

あとは右足を出すだけなんだ

左は気分に任せて

唯唯帆に受ける風を待とう

 

あとは右足をだすだけだから

 

 

 

春の嵐

ある作業所を辞めてから、ひと月になる。

その後、家にぼんやりいて、仕事を探さずに犬の相手等をしている。「仕事に行かずに、ご隠居さんをするよ」と笑っていたのも二週間前。今となっては笑ってごまかすのも難しい。

朝、開店直後のスーパーへ行き、昼食などを買う。買うものは決まっている。カロリー控えめのドリンクと、やはり制限された食材をいくつか。20分も歩いては帰宅する。テレビを見て、ゲームに没頭。現実と理想の矛盾を感じながら。

「それは、俺が話しているからだ。障害について情報を共有するのは当然だ。それぞれの障害特性を知ることで、摩擦は減る。だから…」

スマートフォンを片手に社長からの正論に似た言い訳を聞いた。何を言っているのかはわかっているつもりだが、裏切られたという気持ちが強い。そういえば、やはり先輩が辞めたときに、先輩の病について詳しく説明されたことがある。その時は、先輩を知っている自分だからというのを根底に話していると思ったが、実際は違ったかもしれない。利用者の状態を他の利用者や無関係の人に話すのは社長の悪癖で、それを正当化するために理由を繕った。そう受けとるのが正しかった。それ以来、A型作業所にさらに強く疑惑を抱くようになっている。作業所とは、利用者の状態を影で噂をして、平気でいる人たちという見方が強くなった。

 

洗濯を終え、犬のトイレを綺麗にする。窓の外は雪で真っ白だった。風は強く、勢いよく壁を叩くような音がする。部屋を満たしている音楽も、暖房で暖められた空気にも。何にも満足はしない。ただ、何事か考えている。これからのこと。家族の将来、不安。それらが空気になって静かに漂っている。

 

仕事をやめてきた事実は重なって、今となっては取り返しがつかない。あの時、短気を押さえることができたら、わかっていてもやり直せはしない。しかし、許していいことと、そうはいかないこともある。社長が「申し訳ありませんでした」と頭を下げればそれで済んだことだった。しかし、そうはならなかった。長いものに巻かれるより、こだわり続ける方が苦しみは長い。そんな、この最近。私はまだ風に吹かれている。音をたてて暴れるような風の中で。

英雄

君の休日に会社へ行くときは、僕は何故か誇らしげな顔になる。

向かっているはずなのに、凱旋しているみたいな。

お昼も食べずに待つ君のために、僕の今日の仕事もお昼まで。

ちょっと英雄らしからない仕事っぷりかな。

それでもいい。一つでも君に誇ることができるなら。